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屋久島日記 The last day... [HULA]

屋久島3日目、滞在最終日。
ほとんどのシスターズは東京へ向けて帰省したが、私たち子連れメンバーは1日延泊。
この日はビーチや比較的近くで屋久杉が見れる「屋久杉ランド」に行こうと予定。

前日の疲れがかなりあるものの、宿に前もって予約しておいた朝食を8時半までには食べ終えなければいけず、眠い目をこすりながらレストランへ。
そこに用意されていたのは、なんとも可愛らしい朝ごはん。
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これに、炊き立ての白米と美味しいお味噌汁がついてきた。

屋久島に到着してから、お弁当やパン、お菓子ばかり食べていて、まともな食事をとっていなかったせいもあり、この日の朝食は本当に美味しかった!
つい、ご飯をおかわりしてしまった。
やっぱり日本人の朝ごはんはこうでなくちゃね!

朝食を済ませてからは、荷物の整理。
ホイケで使った衣装やレイなどの小物類、洗濯物など、なるべく帰りは身軽で帰りたいのでもう使わない荷物は段ボールに詰めて自宅へ送り返す。

部屋を移動したり、レンタカーの手配をしたりしながら午前中は宿でゆっくり過ごす。
みんなお疲れモードだからね。

屋久島観光に向けて、宿を出たのがお昼ごろ。
この日も朝から雨が降ったりや止んだり。とりあえずレンタカー2台で「屋久杉ランド」へ出発。

宿から約1時間くらいかけ、くねくねと曲がった山道を標高1000mまで登っていくと屋久杉ランドに到着。
到着する頃にはかなり車に酔ってしまった。(ランド入り口には気が利くことに、無料配布の酔い止め薬が。)

「ランド」なんて、可愛い名前が付いちゃっているけど、かなり険しい本格的なトレッキングコースもある自然公園。
30分、50分、80分、120分と4つの周遊コースがあって、80分以上からは、舗装のされていない山道もある、ハードなコースのよう。
私たちは小さな子どももいたため30分コースを選択。
ちょうど入ったころに雨も止んでいたけど、足元は濡れていてちょっと危険。
私たちはみんなビーチサンダルに短パンという超ビーチ仕様のなんとも軽装ないでたちで来てしまい、雨上がりのぬるぬるな道を慎重に慎重に進む。[ふらふら]

入り口を入るとそこはもう、苔むした杉の森。これぞ屋久島の森という独特の景色が一面に広がる。

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こういう名もない巨木があちらこちらに

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大きな1本の木に、いろんな植物が寄生している

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千年杉の前で。カジュアルすぎる格好の私。

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逆光で見づらいけど、枝が全部苔で覆われているオバケみたいな木

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シダもこんなに大きい!

30分コースは短時間とは言え、森の中は迫力満点で屋久島の森を堪能できる。
特に雨上がりだったせいかマイナスイオンたっぷりの森林浴がとっても気持ちが良かった~。
今度は、ぜったいに本格的なトレッキングをしに屋久島にくるぞー!

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屋久杉ランドの休憩所にある電話ボックス。
台風で倒れた「風倒木」を利用して作ったんだって。
日本一、高価で貴重な電話ボックス!?

屋久杉ランドからの帰り道の山道で野生のヤクザルに遭遇!

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「毛づくろいなんかしちゃって超かわいい~!」
なんていいながら車を停めて、写真をパシャパシャ撮っていたら。。。

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人相の悪そうな子が。。。

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私たちの車にひょいっと乗っかり、まずはマーキング!?(窓にオシッコ引っ掛けられました!)
そして、車内で私たちが食べていたオールレーズンをひたすら凝視。。。
猿が2匹乗ってきたときは、ヤクザルの集団に車がのっとられるんじゃないかと一瞬恐怖が。
1匹は窓の隙間から投げたオールレーズンに食いついて離れたものの、もう1匹が執念深くて、40~50キロのスピードで車を走らせて見たもののバックミラーに足を引っ掛けたまま上手いこと落ちずに乗っていて、オールレーズンを目当てに右に行ったり、左に行ったり。。。
そうこうしているうちになんとか隙間から投げれた大きいオールレーズンに飛びついてくれ、私たちの車は猛発進!

「野生ってコワイね[がく~(落胆した顔)]。。。」とみんなが思った瞬間でした。

きっと野生の猿に遭遇した観光客がその可愛らしさにエサとなる食べ物をあげたのがきっかけではないでしょうか。
とても人間慣れしていて、最初に見た毛づくろいのシーンなんて、まるで私たちをハメるための演技のようでもありました。
猿は怖かったけど、でも悪いのは猿じゃない。
そういう風にさせたのはぜーんぶ人間。
屋久島の自然もそうだけど、そこに昔から住む動物たちも守っていかなきゃいけない。

屋久杉ランドのあとは、前夜祭を行った春田浜へ。
雨がまた降ったり止んだりで、海に入るには寒すぎて、子供達は結局ヤドカリやタニシやらと戯れて2時間近く遊んでいた。
大人たちは、お弁当やお菓子で小腹を満たしたり、ボーっと海を眺めたり。
なんとも気持ちのいい時間でした。

宿に帰ってからお風呂に入り、さっぱりとした後、宿近くにある料理屋へ夕飯を食べに行きました。
やっと食事らしい食事とお酒が飲めた、最終日の夜。
女将さんにおすすめの料理を聞いて、名物のトビウオの唐揚げや、お刺身の盛り合わせ、酢の物の盛り合わせ、あつあつ揚げたてのつきあげ、地鶏のたたきなどに舌鼓。
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トビウオの唐揚げ。薬味たっぷりのポン酢をかけて食べる。
トビウオは大海をぴょんぴょんと力強く飛んでいるせいか、身がしまってとても美味しい魚。

美味しい屋久島の焼酎を飲みながら、ホイケの話題に話は弾む。
宿に帰ってからも、お酒を飲みながらホイケのビデオ(今回一緒に参加してくれたシスターズのお父さんが撮ってくれた)を延々と見ながら、みんなであーだこーだと鑑賞会&反省会。

みんないい感じに酔っぱらい、前日の興奮を再び感じながら2時だったのか、3時だったのか分からないけどいつの間にか就寝。

屋久島3日目の夜もこうして更けてゆきました。。。

最終章、「屋久島の旅を終えて」 に続く。。。 (ほんと長いよね!?)










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