フラで癒しを

1ヶ月ほど前のことですが、都内某所にあるグループホームを訪問し、フラを踊ってきました。

こぢんまりとしたその家には認知症のおじいさんやおばあさんが9人共同生活をしています。
一番長くいらっしゃる方は90歳のおばあさんで、もう5年以上そこに暮らしているそうです。

フラシスターズのＴさんはグループホームを統括するケアマネージャーのお仕事をされている方で、施設の方とＴさんの計らいで、ボランティアステージをすることに。
日頃なかなか外に出かける機会もなく、ましてや小さな子供たちと触れ合う機会が少ない方たちなので少しでも楽しい時間を過ごしてもらえたらいいなということで企画したのです。

当日はどしゃぶりの雨。
でも集まりがよく、8人のケイキちゃんが集まってくれました。
私たち大人ダンサーズも4人加わり、8曲ほど披露しました。


かわいいケイキちゃん達の姿に、涙を浮かべてくれたおばあちゃんもいました。

最初、かなりご機嫌が悪く、別の部屋にいた90歳のおばあさんはも途中からステージを見てくれ、終わったときにはもうニコニコの笑顔で、手を握りしめながら子供たちに「よかった。よかった」と言ってくれました。
施設の方も、「Ａさんがこんなに笑顔なのは初めてみたわ」と言っていました。


おばあちゃんたちと。

ハワイアンミュージックは癒しを誘う音楽がたくさんありますが、同時にα派（アルファ波）も多く出すそうです。
α派は認知症の治療にもとても効果的だそうで、脳をよく刺激する働きがあるそうです。
私たちも踊った曲以外に色々なハワイアンミュージックを入れたＣＤをプレゼントしてきました。

ホイケなどのステージも楽しいけれど、こういったボランティアステージもいいなと思いました。
また機会があればぜひ参加して、おじいちゃんやおばあちゃん達に喜んでもらえたらいいな。